ドバイに来る飛行機の中で映画「マイ・インターン」を観ました。
従業員100人以上という通販会社の社長に1年半で上り詰め、
悩みながらも年配のインターンとして入社した
ロバート・デ・ニーロに救われて
人生に光を見出す…
という内容。
ファッション業界の厳しさや多忙さを、
こんな私でもアン・ハサウェイの演じたママの、
1/100くらいは経験してきましたので、
とても心に響きました。
女性で、
まさかのトップに立ち、
日々たくさんの難題に立ち向かい、
でもスタッフとの愛ある交流など、
たくさんのハッピーも手に入れて、
家族を抱え、
母としても悩みながらも前進する…
ほんと響きました。
ちょうどウチを出た後に、
小春から
「ママ!卒論のプレゼン終わった!」
「私、優秀賞に決まったって!先生から連絡きた!!」
のLINEが。
そして偶然にも菊乃からも
「見て!!!!ギンザの表紙!!!右下に私がいる!!!」
…やったね!!!
雑誌NYLONの専属を12月に卒業して、
今、いちばん好きな雑誌に載れて良かった。
自分のブランドのコレクションに向けて頑張っている菊乃も、
よく頑張っているなと思います。
…私は飛行機で知らない外国に向かう、
こんな母親だったのに…
と、
アン・ハサウェイの映画を観ながらエンドロールで泣けて泣けて…
やっぱり頑張ろうと、
映画に助けられてドバイに到着しました。
ドバイはどこもかしこも映画のセットみたいで。
誰もが俳優に見えてしまい、
昨夜連れて行ってもらったところも
恥ずかしいくらいの凄いところで。
エントランスには1億円近くするブガッティが2台も並んでいたり、
なんなんだ、この国は…!
の連続でしたが、
あんまり羨ましいとも思わずに
アン・ハサウェイと違って何年も同じブーツで平気な自分が、
いちばん自分らしくて、
それでいいやと思えたことが、
なんでも一番になるより、
そんなことより大切な何かが、
日本にはあるよなあ…
と、
そして琥珀のブランドのみなさんが、
ほんとにほんとに「善い人たち」で、
どこの国の人だろうと、
ロマンある製品を扱う人たちの素朴で純粋な心に感動して、
日本人みたい…と
なんだか、
海外に出て日本の良さを再認識でき、
外国の人にも日本人にも波動があって、
同じ波動でいると言葉も超えるんだと…
新月の月を見て同じ願いを託せたのが
なによりだったと。
それが今回の旅の感想でした。