今日は着付けクラスがありまして、
七月(文月)に暦がかわり、夏の薄物でお稽古しました。
紫陽花もまだギリギリ咲いています。
厳密には七月に入らないと締められない麻の帯に紫陽花は、
おそらく七月アタマの一週間から十日のための帯。
着物って贅沢なお召し物です。
水墨画風に描かれた紫陽花模様が涼し気な生徒さんの麻の帯、茶の紬がオシャレ。
先生は透ける単衣の紬に、
色紙柄に織りの入った黒い単衣。
シャキッとしたモダンな織りの帯合わせ、いつも流石です。
夏の黒。
かっこいい。
そして古典的な友禅で描かれた桔梗の柄でお稽古された生徒さんは、
秋9月に向けて準備するためお稽古。
早く桔梗の季節になるといいですね…。
同じく10月には着てみたい合わせの紅葉柄の小紋に、
菊の花がぴったりの名古屋帯の生徒さん。
みんな素敵でしたし、
3回目になり、だいぶ早く着付けできるようになりました。
私は小千谷紬の薄物に麻の名古屋帯を合わせました。
小物は薄い水色にして。
夕方からせっかくなので、
渋谷の黒田陶苑に出かけました。
入口には短冊飾り。
もうすぐ七夕ですものねぇ。
陶芸家の聖地とまで言われて久しい黒田陶苑。
今日までの有田焼の有名作家、
岩永 浩先生の個展を拝見しに…。
お茶をいただきながら、
先生に作陶の裏話など伺いました。
あれもこれも欲しかったけど…。
水墨画を6年習ってから陶芸家を目指した先生の作品は、
どの作品も本当に素敵でした。
先生、ありがとうございました。