来年のクラスを今週から募集しようという中で、
色々と考えを巡らせています。
1999年に、
「パンとスープ」のクラス募集を始めた時、
募集の1日目で4年後まで埋まってしまい、
なんて有難いことだったことかと、
今、
思い出しても溢れるような気持ちになります。
あれから、
路面店で教えたり、
紅茶屋さんで教えたり、
キッチンスタジオで教えたり、
私って、
いつもいつも違う場所で開催する名人(?)
なんだけれど、
経験の中で思うことは、
この日本という、
アメリカのホームドラマや映画や、
住宅展示場にあるような夢みたいなキッチンとは限らない、
どんな女性もが、
パパっと、
どこにでもある素材で、
ちょっとだけランクの違う「この調味料さえあれば」「この作り方をすれば」
「こんな短いレシピで、どうしてこんなに美味しいのか」
を追求してきました。
ママ、どーしたの?
ってくらいに美味しいものを家庭で作れる…
それは、
小さなキッチンでも出来るレシピ。
鶏肉、アンデスのローズソルト、
タイム、マジョラム、
サンドライドトマト、アンチョビ、ニンニク、
ホワイトトリュフオイル、
オレンジの皮のすりおろし、
ポワブルロゼ、
アンディーブ、ケセランパサラン(笑)
を使えば、美味しいに決まってますでしょう。
そうじゃなくても美味しいレシピ。
私は道具派。
このお鍋と、この道具があれば、
新鮮な野菜さえあればシンプルに、
時短で、
驚くほどの美味しいレシピが誕生する…
そういう料理が好きだと
行き着きました。
だから、
キッチンに必要なものを減らしてみたのよ。
畑に行ってみたら10日でこんなに…!
びっくり仰天しました。
手前のシソも、こんなに。
茄子をホワイトトリュフオイルで揚げて
↑
コラァ
あとスイスチャードを茹でてアンチョビと
↑
コラァ
ごめーん、許してー。