ビーズ製作トレーニングの二日目は、
「いきなり工房に出勤してくださいね。」
とのことで、ホテルから歩いて「出勤」。
ホントにウルルン滞在記っぽく…。
こんな感じの道を歩いて20分。
港から5分の場所。
こんな景色見ながら毎朝、歩いて出勤なんてイイなぁ…イイなぁ、なんて考えながら。
…その工房は、ひっそりした場所にあります。
「ハンス・クリスチャン・アンデルセンの時代からの建物をリフォームしたのよ。」
という建物の1階です。
さぁ、今日も製作、製作。
まず、スィーネさんが「アマデロの作り方を見せるわね。」と。
あまでろ?
「あっ、アルマジロね。」
すごく人気のあるビーズですが、
こんなふうに溶かしていきます。
「じゃ、ミリー、また色々と昨日の復習しながら作っててねー。」
「OK!」
と、椅子に座って取り掛かったけど…。
む、難しい。
昨日から全く上達してない(^_^;)
最初の3つがこれ(´・Д・)」
そして次に習ったのがストライプ。
いちばん右がスィーネさんのお手本です( ; ; )
09:00から2時間半くらいやってても、
全く上達しません。
そこに、アポなしで突然リース・アーガードさんが登場。・°°・(>_<)・°°・。
ドキドキ。
えーん。
「ミリー、1000個くらい作らないと上手くならないのよ。
プロパンガスを手に入れて、練習したらいいわ。」
ですよね、ですよね。
結局、わかったことは、
…いえ、わかってはいましたが、
トロールビーズは簡単に出来るものではなく、
訓練に訓練をかさねた職人さんが、
一瞬たりとも気を抜くことなく、
時間をかけて作る芸術工藝品だということ。
そして、その集中した静けさは、
茶の湯にも通じる精神統一の癒しの時間でした。
最後まで頑張りましたが納得いくものは出来ず。
最後の最後に、エイッ「集中っ」と真剣に取り組んだパープルのガラスは、
途中まで上手くいったのに、
仕上げのところで・°°・(>_<)・°°・。
仕方がないから「茄子」にしました。