私が1999年にアトリエミリミリをスタートさせた時、
私の手芸仲間は、すでに先生だったのに、その先生達の先生が手芸家の下田直子さんでした。
それから、「直さん、直さん」とみんなから慕われる下田直子さんと、
アトリエミリミリの先生仲間は直さんになにかと本当にお世話になったのですが、
今日は小春と、それから下田直子さんファンの合計7人で、
日帰り遠足で京都の美術館「えき」まで「下田直子ハンドクラフト展 手芸っておもしろい!」を見に行ってきました。
モチロン全員が刺繍とハンドメードが大好きな人たちでした。
350点に及ぶ手芸作品のひとつひとつ…それは手芸の域を超えた美術作品。
もうね、
人間の手から紡ぎだされる手芸作品が、こんなにたくさん、こんなに美しく穏やかで、
こんなに私達を感動させたことが過去あったのだろうかと思うくらい、
言葉を失い、
呆然と立ち尽くして、
そして我が身を反省するくらい…、
私達がたった一つの刺繍作品を仕上げるのに、こんなに苦労してきたのに、
その同じ時間に直さんは、
こんなにこんなに…。
魔法としか思えない。
ただ、ただステキ。
直さんの手芸本は、
累計で180万部が売れてきたという、
手芸界のレジェンドなのは分かっていましたが、
この美術館に、今日、このタイミングで足を運ぶことのできた私達7人は、
ただ、ただ、
もう信じられないほど感動して、
夢の世界を彷徨いました。
みんな子供のことがあったので、
せっかく京都に行ったのに、
本当はもっとあちこち見たかったし、
お土産も色々と買いたかったはずなのに、
京都駅から一歩も出なくて、
本当はもっともっとと後ろ髪引かれるはずでしたが、
「えき」の美術館に行っただけでしたが満足すぎて、
もう何もいらない気持ちになって、
そのまま帰りの新幹線に乗ってとんぼ返りしてきました。
手芸って、素晴らしい。
下田直子バンザイ!
でした。
ジェイアール京都伊勢丹隣接「えき」
2月24日まで
午前10時から午後8時まで(入館は午後7時半まで)
075-352-1111
みなさま、
お願い。
足を運んでみて下さい。
一見の価値ある。って、このことです。